灰泥屋

音楽と数理
才能にたよらない耳コピ

市來健吾

音の波を、数学とプログラムで音符に変える。才能ではなく方法にたよる、耳コピの技術書。

紙の本/Kindle/技術書典/BOOTH

英語版 Listen Like a Programmer: 紙の本/Kindle

暗いグリッド上で、黄色い音の波が、幾層にも重なる音程の軌跡とピアノの鍵盤へ続いている

波形から音符へ、一歩ずつ

まず音と音程から始め、フーリエ解析の数理をたどり、それらの考え方をプログラム「waon」がどのように使ってオーディオをMIDIへ変換するのかを見ていきます。

ひとつの問いへ向かう三つの道——音の波は、どのように音符になるのか

暖かみのある黄色の背景で、黒い音の波がピアノの鍵盤の上に描かれている

音楽から始める

探究の出発点となった音楽の問いから、音、音程、ハーモニー、再生速度を見ていきます。

暗いグリッド上で、複数の色の波が周波数ピークのスペクトルへ収束している

数理をたどる

フーリエ解析、離散フーリエ変換、パワー・スペクトル、窓関数、フェイズ・ボコーダによる周波数補正を順にたどります。

波形、周波数スペクトル、waon、gwaon、pvの名称を表示した、プログラム画面風の図

プログラムを使う

waon、gwaon、pvを実際に使い、従来型の採譜アルゴリズムとニューラル・ネットワークによる手法を比較します。

層状の周波数表示とピアノの鍵盤が、ピアノロール状の音符配列へ続いている

興味に合わせて道を選ぶ

音楽の章を読んでも、プログラムに集中しても、数理をさらに深く掘り下げてもかまいません。どの道筋も、ひとつの問いに戻ります。音の波は、どのように音符になるのか。数理とプログラムを通して、音楽をもっと深く楽しみたい好奇心旺盛なアマチュアへ。